毎年、本学では、男女共同参画事業の一環として小学校の夏休み期間中に「学童保育」を実施してきましたが、今年度も昨年度に引き続き中国竞彩网感染拡大の影響を受け、中止としました。
学童代替支援策として、コロナ対策を十分に行った上で、受入定員数を減らし「学内出前講義&職場訪問」を戸畑?飯塚キャンパスで実施しました。
理数教育の経験豊富な本学教員による小学生向け「出前講義」と児童の保護者の「職場訪問」を企画したところ、予想を大きく上回る申込みがあり、参加した児童や保護者からは喜びの声が多く聞かれ大変有意義な企画となりました。
【戸畑キャンパス】※全日程受入時間8:00-18:00
8月4日(水) |
『ロボットたちと遊ぼう!』 花沢明俊准教授(大学院工学研究院 基礎科学研究系) 『ボードゲームで遊びながら起業家を体験してみよう』 中尾基教授(大学院工学研究院 基礎科学研究系) |
8月5日(木) | 『折り紙立体講座』 藤田敏治教授(大学院工学研究院 基礎科学研究系) 『電気のいろいろな作り方』 小田部荘司教授(大学院情報工学研究院 物理情報工学研究系) |
8月20日(金) | 『ペットボトル顕微鏡で細胞を観察しよう』 城﨑由紀准教授(大学院工学研究院 物質工学研究系) 『推しグラスを作ろう-ガラスのエッチング-』 荒木孝司准教授(大学院工学研究院 物質工学研究系) |
【飯塚キャンパス】※全日程受入時間8:00-18:00
8月12日(木) |
『Scratchで学ぼうプログラミング+ブラックライト体験+キラキラボトル作り』 齊藤剛史教授(大学院情報工学研究院 知能情報工学研究系)※2コマ |
8月19日(木) | 『電気のいろいろな作り方+超伝導体による浮上実験』 小田部荘司教授(大学院情報工学研究院 物理情報工学研究系)※2コマ |
8月23日(月) | 『イラっとする「ずるい言葉」:大人や友だちとのかかわりから「社会」を考える』 大山貴稔講師(教養教育院 人文社会系) 『動く微生物を観察しよう』 森本雄祐准教授(大学院情報工学研究院 物理情報工学研究系) |
以下は、参加した児童や保護者からの感想の一部です。
参加児童より
【戸畑キャンパス】
● ロボットでサッカーをして楽しかった。
● ボードゲームは「上場」とか経済の話が組み込まれていて、とても楽しかった。
● 電気の実験では、みんなで手をつないで電気がビリっとしたところが面白かった。
● 平面の折り紙しか作ったことがなかったので、直方体や三角両角錐などの立体の作り方を教えてもらえて楽しかった。
● ペットボトル顕微鏡を、お父さんやお母さん、弟に見せてあげたりしました。
● 一番楽しかったのは「押しグラス」です。自分で好きな文字を入れて世界に一つだけのグラスを作ることができて本当にうれしかった。
● お母さんの職場には書類がたくさんあってびっくりしました。
● (保護者の教員室で)パソコンを分解したところを見せてもらって面白かった。
【飯塚キャンパス】
● 大学の授業は小学校の授業とぜんぜんちがう。小学校の授業より楽しかった。
● 電気がびりびりした実験や液体窒素に手を入れたこと、花を凍らせたことがとても楽しかった。
● 電気の実験が面白かったです。中学校にも来てほしいです。
● 言葉の講座は難しかったけど、お母さんにも怒る理由があるのかなと、勉強になった。
● 初めて顕微鏡をみた。おもしろかった。
● 職場訪問でいろんな仕事がしれて、学校の中を回れて楽しかった。
保護者(本学教職員)より
● 実験がとても興味深かったようで、帰ってから一日中実験の話をしていました。
● 学生や先生がいっぱい教えてくれたことがうれしかったそうです。
● 一日だけの参加にもかかわらずロボットなどの出前講義や職場訪問を通じて理工系の分野や大学に対する興味がより強くなっているようです。
● 立体折り紙の講義を受けて、勉強(特に算数)嫌いの娘が「九工大に行く(入学する)!」と言い出したのには驚きました。算数のイメージを変えるきっかけになったようです。
● 子供がなかなか外出できない中で、充実した1日を過ごせたようで大変ありがたかったです。
● 今後も感染拡大に配慮しつつ、継続していただけると助かる教職員は多くいらっしゃると考えます。九工大でもこうした取り組みがなされていることに大変感謝しております。
● この日をものすごく楽しみにしていて、親の職場訪問もいつもできないことなので、楽しかったようです。
● 他のお友達のご両親が働いている場所を見学できて、働く大人の世界に興味津々だったようです。
● 来年もぜひよろしくお願いいたします。可能であれば、開催日がたくさんあると助かります。