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本学学生が第33回品質工学研究発表大会にて品質工学会長賞を受賞しました

更新日:2025.10.27

2025年7月3日~4日、統計数理研究所(東京都立川市)にて、一般社団法人 品質工学会主催の第33回品質工学研究発表大会(RQES2025S)が開催され、大学院情報工学府 博士前期課程 情報創成工学専攻 2年の佐藤 凜太郎さんが、品質工学会長賞を受賞しました。本賞は、品質工学研究発表大会にて発表された優れた研究事例の中から、品質工学会長が独自の観点により選出し、授与するものです。

本研究では、産業用金属3Dプリンタによって製造される造形物において、造形過程で必要となる一方、完成後には除去を必要とする「サポート部分」に着目し、造形後の除去容易性について言及しました。除去過程におけるサポート部材が破断する際のエネルギ解法率を数値解析により算出し、パラメータ設計を適用することで、サポート部分の除去が容易となる最適条件を導き出しました。

本研究の成果は、品質工学の今後の発展と普及に大きく貢献するものとして高く評価され、今回の受賞に至りました。

◇2025年 品質工学研究発表大会 品質工学会長賞についてはこちら

【受賞対象】

 
受賞者 佐藤 凜太郎 (大学院情報工学府 博士前期課程 情報創成工学専攻 2年)
発表題目 エネルギー解法率を基本機能に適用した金属AMサポートの除去容易性の研究
指導教員楢原 弘之 (大学院情報工学研究院 知的システム工学研究系 教授)


品質工学会長賞を受賞した佐藤さん

品質工学会長賞を受賞した佐藤さん


賞状

賞状


学長室より
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