講演をする三重野氏

会場の様子

　平成25年9月19日(木)、産学連携推進センターにおいて、第93回キューテックコラボ(九州工業大学技術交流会)三木会を開催いたしました。

今回は、遠賀郡遠賀町で超精密加工技術で、"オンリーワンでナンバーワン"のものづくりと新分野開拓を積極的に推進されておられる㈱ワークスの三重野代表取締役から、超精密加工技術をコアに、医療分野にチャレンジされた経緯や今後の展望とともに、産学官金連合の「チーム九州」により、九州に新分野の産業を育成する必要があるとの提言を熱く語っていただきました。

三重野社長がお話された「製品作りで夢と感動と信頼を築く」との経営理念や、若手人材にアナログ的職人気質を根付かせるマネジメント方針は、参加された皆さんにも新鮮で素晴らしとの共感を与えたのではないでしょうか。アンケートでも、好評、期待等の感想が寄せられましたのでご紹介します。

?今後の開発の課題として現実的な話を聞けた。人材教育がユニークで、かつ納得ができる内容で参考になった。
?「チーム九州」の企業連携は中国竞彩网なポイントだと思う。しかし、医療分野の開発のためには、基礎医学の世界的レベルの研究所を九州に設置して、そことの連携も必要だと感じている。
?金融機関の役割がどこにあるのかということを痛感させる内容であった。地元(地域)の活性化は中小企業の活性化が鍵を握っている。もっと役に立つ地場銀行となる様に努めたい。
?九工大の知識?技術がワークスの商品開発向上に役立っている事との紹介があり良かった。

なお、交流会では、企業連携や新事業展開の相談等のお話もありました。

◆次回の開催は平成25年10月17日(木)です。