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遠賀川魚道公園完成シンポジウムを開催しました

更新日:2013.06.21

シンポジウムの様子①

シンポジウムの様子②


 平成25年6月8日(土)、 遠賀川魚道公園等において、『遠賀川魚道公園完成シンポジウム -遠賀川魚道公園と身近な自然再生への期待-』を開催致しました。
環境デザイン研究室では、遠賀川河口堰周辺を対象とし、「生きものと人をつなぐゆるやかな水辺空間の再生」をコンセプトとして公園の設計を行ってきました。
平成20年(2008年)から現在まで、国土交通省や建設コンサルタント、また地域の方々と連携した継続的なワークショップを行いながらプロジェクトを進め、平成25年6月、多自然魚道を有する『遠賀川魚道公園』が完成しました。


コンクリート張りから魚道公園へ

コンセプトスケッチ①(伊東啓太郎 准教授)

コンセプトスケッチ②(伊東啓太郎 准教授)

1/100模型(環境デザイン研究室)


 今回開催した遠賀川魚道公園完成シンポジウムの目的は、プロジェクトの発足から現在までを振り返り、これからのプロジェクトが進む方向を考えることです。
芦屋町の波多野町長、遠賀川河川事務所の光橋所長のあいさつから始まったシンポジウム第一部では、まず遠賀川河川事務所の辰本副長ならびに深浦係長から、プロジェクトの経緯や現場施工についての説明がありました。続いて、伊東准教授からは公園の設計プロセスの説明があり、プロジェクトに関わってきた様々な立場の方から、遠賀川魚道公園のこれまでを紹介していただきました。
第二部では、小野勇一九大名誉教授をはじめ、魚類生態の専門家や、小学校の先生、地域行政の方々をパネリストにお迎えし、伊東准教授がオーガナイザーを務め、これからの遠賀川魚道公園があるべき姿についてのパネルディスカッションを行いました。


子どもたちに生き物調査の説明をする大学生

生き物調査をする子ども達

パネルディスカッションの様子


学長室より
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